スタジアムの魅力は、90分間のフットボールだけに留まらない。近年急激に進化した「スタグル(スタジアムグルメ)」エリアは、地元北九州の食文化を凝縮した一大フードフェスと化している。
名物の「小倉発祥焼きうどん」が香ばしい醤油の香りを漂わせ、隣のブースでは関門海峡で獲れた新鮮なサバやタコを使った創作シーフードメニューに行列ができる。地元醸造所のクラフトビールは季節ごとに限定フレーバーが登場し、観戦前に乾杯するのがファンの定番ルーティンとなった。試合開始の数時間前からスタジアム周辺に広がる美味しい匂いと賑わいは、観戦チケットを持たない近隣住民すらも引き寄せる不思議な魅力に満ちている。