兄の献身的な支えに対し、弟たちも並々ならぬ努力で応えました。兄が出してくれた学費を決して無駄にすまいと、それぞれが選んだ道で必死に研鑽を積んでいきます。
次男の勤さんは、国家資格の中でも最難関のひとつとされる税理士を目指し、大学や専門学校で猛勉強を重ねました。その努力が実を結び、見事に税理士試験に合格。現在は税理士として独立・勤務し、社会の第一線で活躍しています。
一方、三男の充さんは人を支える仕事を目指し、専門学校を経て介護・福祉関連の職業へ進みました。過酷な運命に押しつぶされることなく、2人の弟がそれぞれ立派な専門職として自立を果たした背景には、横山裕という偉大な兄の背中と、家族を守り抜くという強い意志がありました。