作中でマクギリスが放った名セリフ「バエルの元へ集え」は、放送直後からSNSや掲示板でミーム化し、現在でも大きな話題に上ります。なぜギャラルホルンの将兵はバエルの元へ集まらなかったのでしょうか。
マクギリスはギャラルホルンに伝わる神話や象徴主義を信じ込み、「初代筆頭の機体を起動した者こそが絶対の指導者」というロジックに賭けました。しかし、300年の平穏を経た組織は政治的利害関係と現実的な力関係で動く官僚組織へと変質しており、ラスタルが率いる圧倒的な軍事力を前に、神話の威光だけで動く将兵は極めて少数派だったのです。
ネットの反応では「アグニカの亡霊に囚われすぎた男」「機体性能ではなく政治戦の甘さでお笑い扱いされた」といった辛辣な意見がある一方で、「物語の構造的な皮肉として秀逸」「マクギリスの純粋すぎる狂気と悲哀がバエルに凝縮されている」という深い考察も根強く支持されています。