社会現象を巻き起こしたドラマ『VIVANT』や、世界的な評価を獲得した映画『ゴジラ-1.0』など、近年の歴史的大ヒット作において矢柴俊博の存在感は際立っていた。『VIVANT』では主演の堺雅人と対峙する場面でも、役柄の持つ生真面目さと滑稽さを絶妙なバランスで表現。堺雅人をはじめとする主演陣の熱量に負けない強いインパクトを残した。
一方、『ゴジラ-1.0』では元駆逐艦「雪風」の艦長・堀田健二役を熱演。極限状態における冷静さと人間臭い葛藤を重厚に演じ分け、世界中の映画ファンから称賛を浴びた。どのような世界観の大作であっても、浮くことなく作品のリアリティを底上げする。まさに異彩を放つ名バイプレイヤーの真領分と言える。