野村周平の恋愛史を語る上で、決して外せないのがモデル・女優の水原希子との熱愛劇だ。週刊誌による手つなぎデートのスクープや、SNSでの匂わせを恐れない堂々とした態度は、当時の芸能界における「アイドルのような秘匿恋愛」の常識を鮮やかに覆した。
二人の関係は単なる噂にとどまらず、互いのライフスタイルやファッションセンス、カルチャーへの共鳴が透けて見えるものだった。オープンカーでのドライブや海外旅行先でのリラックスした姿など、隠すことなく人生を楽しむ二人のスタンスは、若い世代から圧倒的な支持を集めた。スキャンダルとしてではなく、ひとつの憧れのカップル像として消費された稀有な例と言える。
最終的に破局を迎えたものの、この交際を経て野村周平が手に入れた「恋に嘘をつかないオープンな男」というパブリックイメージは、彼のタレント性をより強固なものにした。