ネット検索やSNS上の言及を精査すると、なにわ男子の年齢や経歴に関して幾つかの一般的な誤解が見受けられます。その代表例が「生年月日順(年齢順)」と「事務所入所順」の不一致から生じる混乱です。
最も典型的なのが、西畑大吾と大橋和也の関係性です。年齢順で見ると、1997年1月生まれの西畑が学年としては1つ上(1996年度生まれ)であり、1997年8月生まれの大橋(1997年度生まれ)より先輩のように見えます。しかし、事務所への入所日一覧を突き合わせると、大橋和也が2009年4月3日入所であるのに対し、西畑大吾は2011年4月3日入所。つまり、芸歴としては大橋の方が丸2年先輩にあたります。
また、大西流星のポジションも特筆すべきポイントです。大西は2001年8月7日生まれで年齢順では下から3番目ですが、入所日は2012年7月14日。2000年生まれの高橋恭平、2002年生まれの道枝駿佑・長尾謙杜(いずれも2014年11月23日入所)よりも2年以上早く事務所に所属していました。つまり、年齢では後輩でありながら芸歴では先輩という「ねじれ」が存在します。
一般的な組織であれば、こうした年功序列と実年齢の不一致は人間関係の摩擦を生みかねないリスク要因です。しかし彼らは、この複雑な序列を逆手に取り、「芸歴を重んじるプロとしての敬意」と「実年齢を尊重する友人としての親近感」を絶妙に使い分けています。大西流星の卓越したセルフプロデュース力やコメント力に年上メンバーが素直に一目置き、大橋の圧倒的な歌唱力・ダンススキルに後輩たちが自然と従う構造は、この逆転現象をポジティブに消化した賜物です。