ネット上のコミュニティやSNS、知恵袋等の相談事例を検証すると、個人のリアルな苦悩が浮き彫りになります。「株式市場の急落に怯えて夜も眠れず、結局国債に逃げ帰ってきた」「銀行窓口で外貨建て保険を勧められたが、為替リスクが怖くて個人向け国債を選んだ」という堅実な声が多数派を占めます。
一方で、投資経験者からは「インフレ率が2〜3%で高止まりしている現在、国債の利回りだけでは実質購買力を維持できない」というシビアな指摘も少なくありません。現場のFP(ファイナンシャルプランナー)は「全財産を国債に預けるのはインフレ負けを招くが、生活防衛資金や数年以内に使う予定の使途確定資金をプールしておく場所としては、定期預金を凌駕する受け皿になっている」と証言しています。