2018年4月15日に都内ホテルで開かれた緊急記者会見は、ジャニーズ事務所の歴史において前例のない異例の光景となりました。脱退するタレントの隣に、現役のグループメンバーが同席し、本人の口からファンとメディアに向けて直接経緯を説明したのです。この事実そのものが、メンバー間の深い相互尊重を如実に表していました。
会見場においてひときわ胸を打ったのが、横山裕が見せた大粒の涙でした。横山は声を詰まらせながら、「今日という日が本当に来ないでほしいと思っていました。すばるにはこれまで本当に感謝しているし、これからも大切な仲間であることは変わりません」と語りました。ジュニア時代から「三馬鹿」と呼ばれ、苦楽を共にしてきた盟友だからこそ、グループの看板を下ろす寂しさと、友の挑戦を応援しなければならないというアンビバレンツな感情が溢れ出た瞬間でした。
一方で、会見に姿を見せなかった安田章大の欠席理由についても当時は様々な憶測を呼びました。公式発表では「自宅での転倒による打撲・背骨の骨折」と説明されていましたが、後に2017年に患った髄膜腫(良性の脳腫瘍)の摘出手術による後遺症と立ちくらみが原因であったことが公に明かされました。安田自身は強い無念さを抱えながらも、文書を通じて「すばるくんが選んだ道を信じている」と温かいエールを送り、メンバー全員が一枚岩となってすばるの背中を押していた実態が浮き彫りとなっています。