ジュエルペットのルビー徹底解剖!声優の妙技とカオス人気の真相を徹底追究! 読者が気になる トピックの裏側を凝縮して配信します。
テレビアニメ『ジュエルペット』シリーズは、全7期にわたって世界観や設定をリセットしながら制作された稀有なロングラン作品です。そのため、ルビーの基本的なビジュアルや声優は一貫していながらも、作品ごとに性格や立ち位置、パートナーとの絆の描かれ方が大きく異なるというダイナミックな変遷を遂げました。
シリーズ名(放送年)人間側パートナールビーの性格・作風特徴編集部の見解・評価第1期:ジュエルペット(2009年)紅玉りんこドジでお調子者だが純粋。魔法成功率1%から努力で成長。バディものとしての王道ジュブナイル。友情の原点を描いた名作。第2期:てぃんくる☆(2010年)桜あかりパートナー思いで健気。あかりの心の傷を癒やす献身的な相棒。シリーズ屈指の感動巨編。繊細な心理描写と涙を誘う絆が高評価。第3期:サンシャイン(2011年)水城花音(ルームメイト)図太く破天荒。欲望に忠実でカオスギャグを牽引する怪物的存在。全アニメ史に名を刻むシュールギャグの金字塔。ネットミームの宝庫。第4期:きら☆デコッ!(2012年)大宮ぴんくポジティブで行動派。デコフレンズと共に平和を守るムードメーカー。ハイテンションな戦隊パロディ要素とギャグのバランスが秀逸。第5期:ハッピネス(2013年)月島ちありカフェの看板ペット。能天気でマイペースなトラブル誘発役。日常系コメディに回帰しつつ、シュールなテンポ感を維持。第6期:レディ(2014年)ももなパートナーを一人前のレディに育てる頼れるメンター(導き手)。恋愛リアリティや貴族社会風のシリアスな世界観で新境地を開拓。第7期:マジカルチェンジ(2015年)雲母あいり美少女の人間形態へマジカルチェンジ(擬人化)する新機軸。マスコット形態と人間形態のギャップでファン層を拡大させた意欲作。
特にファンコミュニティで熱く対比されるのが、第2期『ジュエルペット てぃんくる☆』と第3期『ジュエルペット サンシャイン』の極端な作風の違いです。
『てぃんくる☆』におけるルビーは、内気で自信のない少女・桜あかりの心に寄り添い、共に涙を流し、互いを信じ合うことで奇跡を起こす「究極の守護獣」として描かれました。最終回近辺の感動的な展開は、当時のアニメ誌やSNSレビューで「大人も泣ける屈指の名作」と絶賛を浴びています。
ところが、翌年に放送された『サンシャイン』では一転、高校(サンシャイン学園)の全寮制生活を舞台に、ルビーは朝8時半のアニメとは思えない欲望全開のギャグマシーンへと変貌を遂げました。この振り幅の広さこそが、ルビーというキャラクターが単なる一過性の女児向けマスコットに終わらなかった最大の勝因です。