SNSが生活インフラとなった現代において、花火大会当日に必ず発生するのが「非公式アカウントによる誤報」や「愉快犯による中止デマ」だ。
特にX(旧Twitter)などでは、過去の荒天時の写真や、別の大規模花火大会の中止画像を添付して「本日の〇〇花火大会は落雷のため中止が決定しました」と投稿し、インプレッションを稼ごうとする悪質なアカウントが散見される。こうした情報が数千回リツイートされ、現地に向かっていた人々が諦めて引き返してしまう被害が毎年報告されている。
ネット上の情報に惑わされないための「3つのファクトチェック基準」を心に留めておきたい。
- 実行委員会・自治体の公式ドメイン(.lg.jpや専用ドメイン)のみを信用する:個人のまとめアカウントや非公式速報Botの投稿は一次情報ではない。必ず公式サイトトップページの「新着情報」を確認する。
- 更新日時のタイムスタンプを凝視する:検索エンジンのキャッシュによって、前年や過去数年前の中止記事が上位に表示される事故が頻発している。「2026年〇月〇日 〇時〇分更新」という最新の日付スタンプがない記事は一切信用してはならない。
- 自治体の公式防災アプリや防災行政無線の発表を照会する:開催可否の最終決定は、公共の防災システムと直結している。迷った際は自治体の防災Xアカウントや広報ページを確認するのが最も確実だ。