「蓮コラ」という言葉がネット上に定着したのは、2003年から2004年頃の「2ちゃんねる」における画像系板(主にCG板やVIP板など)が起点とされています。当時、Adobe Photoshopなどの画像編集ソフトウェアが一般家庭のPCに普及し始めた時期と重なり、一部のネットユーザーが悪戯心からグロテスクな合成画像の作成に傾倒しました。
制作手法は、グラビアアイドルや一般女性の水着写真、あるいは手足の皮膚画像に対し、乾燥した「ハスの花托(実が入っていた無数の穴)」のテクスチャを精密に貼り合わせるというものです。穴の中に蠢く幼虫や異物が埋め込まれているように見せる高度な陰影処理が施された結果、一見すると「未知の寄生虫に侵された人体」のように映る凶悪な視覚効果が生み出されました。
当時は釣りスレッドのリンク先(いわゆる精神的ブラクラ)として無差別に踏ませるテロ行為が横行し、予備知識のない多くの閲覧者が突如としてこの画像を目撃。掲示板には「吐き気で夜眠れなくなった」「二度とネットを開きたくない」といった阿鼻叫喚の書き込みが殺到しました。こうして「蓮コラ」は、黎明期ネットカルチャーの負の遺産として歴史に刻まれることになったのです。