和食がユネスコ無形文化遺産に登録されて以来、次なる焦点として熱い視線が注がれているのが「和菓子」だ。現在、関係省庁や業界団体が一体となって和菓子文化ユネスコ無形文化遺産登録推進プロジェクトが強力に推進されている。四季の移ろいを写し取る繊細な生菓子のみならず、米文化の極致である米菓もまた、この豊かな文化システムを支える不可欠なピースだ。
地域に根ざした小規模な和菓子・米菓製造業の工房から大手の生産拠点に至るまで、伝統の継承と技術革新の両立が叫ばれている。持続可能な原材料調達や後継者育成への取り組みは、日本の米食文化を未来へと紡ぐ重要な試みであり、世界共通の文化的財産としての価値を高めている。