履歴書の中で最も個性が表れ、合否を大きく左右するのが「志望動機」と「自己PR」です。高校生がやりがちな失敗は、「楽しそうだから」「時給が良いから」といった自分都合の動機だけで終わってしまうことです。採用担当者が知りたいのは、「なぜ数あるお店の中からここを選んだのか」と「自分を採用すると店舗側にどんなメリットがあるか」という点です。
説得力のある志望動機を作成するには、「きっかけ(利用体験や関心)+自分の強み+どう貢献したいか」の3ステップで構成します。
【履歴書の志望動機:高校生向け例文(カフェ・飲食店)】
「普段から貴店を家族と利用しており、スタッフの皆様が常に笑顔で心地よい挨拶をしてくださる姿に憧れ、応募いたしました。私は部活動で培った体力と明るいコミュニケーション力に自信があります。未経験ではありますが、早く仕事を覚え、お客様に気持ちよく過ごしていただけるよう元気な接客で店舗に貢献したいと考えております。」
【履歴書の志望動機:高校生向け例文(コンビニ・小売店)】
「自宅から近く通いやすい環境であることに加え、テキパキと商品の補充やレジ対応をこなす店員の方々の姿を見て、自分も効率的に働くスキルを身につけたいと思い志望しました。几帳面な性格で整理整頓が得意なため、商品の陳列や清掃作業にも責任を持って丁寧に取り組みます。」
続いて高校生の履歴書における自己PRでは、部活動、学校行事、委員会活動、日頃の学習習慣などを題材に、具体的な行動と成果を結びつけます。「何事も諦めない粘り強さ」「周りと協力する協調性」「約束を守る真面目さ」など、アルバイトの実務に直結する人柄をアピールするのが効果的です。
高校生の履歴書における趣味・特技の例文についても、「特になし」と書くのは大きな機会損失です。趣味や特技は面接官との会話のきっかけ(アイスブレイク)になり、人柄の奥行きを伝えます。「読書(月に3冊読み、要点をまとめること)」「ランニング(毎朝3km走り、体力を維持していること)」のように、具体的な頻度や工夫を一言添えることで、自己管理能力や継続力を自然にアピールできます。