食洗機のエラーにまつわる現場取材において、修理エンジニアが一様に口を揃える「最大の誤解」があります。それは、機器の機械的故障ではなく「家庭用食器用洗剤の混入」に起因するトラブルです。
食洗機専用洗剤は泡立ちを抑える特殊配合が施されていますが、通常の台所用手洗い液体洗剤をわずか数滴入れただけでも、庫内は数千倍の泡で満たされます。この泡が隙間から機台内部へ溢れ出し、水漏れセンサー(エラー01)を誤作動させるのです。知恵袋等では「一晩放置して乾燥させたら直った」という体験談が語られますが、乾いた洗剤成分が内部基板に付着すると、将来的なショートやトラッキング火災の原因になりかねません。万が一誤投入した際は、絶対に再運転せず、ぬるま湯で泡を拭き取った上でメーカーへ点検を仰ぐのが安全管理上の正解です。