指文字はどう覚える?手話初心者が五十音を最短マスターする3つのコツを徹底解説

指文字はどう覚える?手話初心者が五十音を最短マスターする3つのコツを徹底解説

指文字はどう覚える?手話初心者が五十音を最短マスターする3つのコツを徹底解説について押さえておきたい ポイントを分かりやすい構成で解説いたします。

指文字をスムーズに習得する最大の秘訣は、やみくもに暗記するのではなく「3つの由来パターン」に分類して頭に入れることです。五十音のほぼすべてが以下のいずれかのルールに基づいています。

① カタカナの筆順・形状を模したもの
手の形そのものがカタカナに似ているグループです。
・「ア」:カタカナの「ア」の横棒と払いを指で再現
・「カ」:親指と人差し指、中指で「カ」の字形を形作る
・「サ」:人差し指・中指・薬指の3本を立てて「サ」の3画を表す
・「ス」:人差し指と中指をクロスさせて「ス」の交差部分を模す
・「ヘ」:人差し指と親指で山型を作り「ヘ」を表す

② アルファベット(ローマ字)の頭文字から取ったもの
アメリカの手話指文字(ASL)に由来し、ローマ字表記の子音の手形を使うグループです。
・「あ行(A, I, U, E, O)」:母音の多くはアルファベットの指文字がそのまま採用されています。「い(I)」は小指を立て、「う(U)」は人差し指と中指を揃えて立て、「え(E)」は指先を曲げた形、「お(O)」は指先を丸めてアルファベットのOを作ります。
・「ら行(R)」:人差し指と中指を交差させる「R」のハンドサインをそのまま使います。
・「や行(Y)」:親指と小指を広げる「Y」の形が「や」のベースになっています。

③ 概念や数字・身近なジェスチャーから取ったもの
日常生活でおなじみの動作や連想から生まれたグループです。
・「み」:数字の「3(みっつ)」から、指を3本立てる
・「む」:数字の「6(むっつ)」から、指を6本作る(片手5本+もう一方の手の人差し指)
・「め」:目の位置を指差す、あるいは目を連想させる形
・「ね」:干支の「子(ねずみ)」の前歯やヒゲを模した形

このように、「なぜこの指の形になるのか」という背景とセットでインプットすると、記憶の定着率が劇的に上がります。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。