ご祝儀を包む際、最も基本的ながら間違いが多発するのが「お札の表裏・上下の向き」と「上包みの重ね合わせ」です。これらにはすべて明確な理由と祝意のメッセージが込められています。
まず、ご祝儀 お札 向き 肖像画の位置関係ですが、中袋からお札を取り出した瞬間に「肖像画の顔が正面かつ上部」に見える状態が唯一の正解です。これは「顔を上げて喜びを表す」「新郎新婦と笑顔で対面する」という意味合いを持っています。複数枚のお札を入れる場合は、すべてのお札の向きを寸分の狂いもなく揃える必要があります。
次に、ご祝儀袋 中袋 入れ方の手順です。中袋の表面(「金 〇萬圓」と書く側)とお札の表面(肖像画がある側)を同じ方向に向け、肖像画が封筒の入り口側(上部)に来るように差し込みます。封筒タイプではなく1枚の和紙で折る「中包み」タイプの場合は、紙を広げた中央やや右寄りにお札を表向き・上向きに置き、左、右、下、上の順に折り込んで包みます。
そして、最も重大なマナー違反となりやすいのがご祝儀袋 上包み 重ね方です。上包みの裏側の折り返しは、必ず「下のひだを上のひだの上に重ねる」ように折ります。これには「運気が上がる」「舞い込んできた幸せをこぼさず受け止める」という意味が込められています。逆に「上のひだを下に重ねる」形は、涙を下に落とすという意味を持つ「弔事(お葬式・香典)」の折り方であり、お祝いの席ではタブーとされます。