長年、嫌いな食べ物と言えばゴーヤやピーマン、レバーなどが定番とされてきた。しかし、最新の調査結果は従来のアブラナ科や苦味野菜のイメージを大きく覆すものだった。なんと、世代を超えて敬遠される食材のトップに躍り出たのは、独特の強烈な香気を放つ「パクチー」や、食感とエグみに個性が光る「生ウニ・生牡蠣などの癖のある海鮮類」、そして特定の香草類だ。特に大人世代での不評が全体数値を押し上げる結果となった。
農林水産省が推進する食生活実態の報告でも、特定の香気成分やテクスチャー(食感)に対する苦手意識は、若い世代からシニア層まで幅広く存在することが指摘されている。昔ながらの「苦い野菜=子供の敵」という単純な構図から、「刺激臭や独特の粘り・エグみ=全世代的な苦手要因」へと、拒絶のトリガーが変化しているのだ。