サイコパス作画崩壊なぜ起きた?伝説の18話とBd修正の裏側を徹底解剖

サイコパス作画崩壊なぜ起きた?伝説の18話とBd修正の裏側を徹底解剖

サイコパス作画崩壊なぜ起きた?伝説の18話とBd修正の裏側を徹底解剖とは一体何なのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

テレビ放送直後には激しい批判を浴びた第18話ですが、その後の公式の対応は、アニメーション制作スタジオとしての意地と執念を見せつける結果となりました。セルパッケージ(Blu-ray/DVD)第7巻のリリースにあたり、Production I.Gは通常のリタッチの範疇を遥かに超える、前代未聞の全編リテイクを敢行したのです。

比較項目テレビ本放送版(2013年2月)Blu-ray / DVD修正版(第7巻)編集部の見解・分析作画修正カット数未修正(初号納品データそのまま)推定100〜150カット超を新規描き直し通常のリテイク(平均20〜30カット)を大きく凌駕する異例の全面改修キャラクター造形デッサン狂い、立体感の喪失、瞳のハイライト欠如浅野恭司氏らの徹底監修による完璧な造形復元狡噛の精悍な表情や朱の意志ある瞳が劇的に再現され、緊張感が復活撮影・エフェクト処理色調が白飛びし、影のコントラストが浅いライティングの再調整、暗部トーンの再グレーディング近未来ノワール作品に不可欠な重厚な陰影と空気感が完璧に補正された新編集版・配信への反映現在は視聴困難(当時の録画データのみ)新編集版・各種VOD配信のマスターへ完全採用後から本作を観た視聴者が「どこが崩壊なのか分からない」と驚く水準

パッケージ版が発売された際、有志ファンによって作成されたサイコパスBD修正比較画像は瞬く間にネット上を席巻しました。テレビ版のカットとBD版の同一シーンを並べた比較画像では、狡噛の骨格から髪の毛のディテール、瞳に宿る光の処理まで完全に別のアニメーションとして生まれ変わっており、「ここまで直すとは脱帽した」「現場のプライドを感じる」と、一転してクリエイター陣を讃える声が多数派を占めるに至りました。

さらに2014年に放送されたサイコパス新編集版作画修正においては、このBD版の高品質マスターをベースにしつつ、新規カットの追加や音響の再構築が図られ、作品の完成度は決定的な高みへと引き上げられました。

佐藤 大輔
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佐藤 大輔

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