サンドされているチーズの美味さを際立たせているのが、両脇を挟む白いシートだ。このシートの原料には、北太平洋の冷たい海で育ったスケトウダラが主に使用されている。
なぜスケトウダラなのか。それは、脂肪分が少なくクセのない淡泊な白身でありながら、加熱した際にしなやかで強い弾力を持つからだ。日本の水産練り製品製造業が長年培ってきた「すり身加工技術」を結集し、わずか1ミリに満たない極薄のシート状へと成形される。
チーズの油脂分を吸い過ぎず、かといって分離もさせない絶妙な保水性と強度は、まさに伝統の練り技術があってこそ。魚肉のほのかな塩気と旨味が、チーズの濃厚なコクと合わさることで、唯一無二の味わいを生み出している。