森バジルという印象的な筆名を持つこの作家は、2026年に東京創元社が主催する第33回鮎川哲也賞において、応募作『探偵を殺した者は』(刊行時に『ノウイットオール』へ改題)で選考委員の高い評価を獲得し、華々しく文壇へ名乗りを上げました。
ミステリの登竜門として知られる鮎川哲也賞は、過去に多くの本格ミステリ作家を輩出してきた権威ある文学賞です。選考会では、複雑に絡み合う複数の視点と、破綻なく張り巡らされた伏線が見事に回収されるプロットの美しさが極めて高く評価されました。新人離れした筆力と構造設計の確かさは、選考委員のみならず書店員や熱心なミステリ愛読者の間でも瞬く間に注目の的となりました。
公開されている森バジルのプロフィールによれば、1992年生まれ。緻密なロジックを組み立てる知的な作風から、ネット上では「出身大学はどこか」「理系・法学部出身ではないか」といった様々な推測が飛び交っています。しかし、現時点で具体的な学歴や本名は公表されておらず、プライベートを過度に切り売りせず作品そのもののクオリティで勝負するストイックなスタンスを貫いています。