呪術廻戦の最強式神「魔虚羅」適応の仕組みと結末の真相

呪術廻戦の最強式神「魔虚羅」適応の仕組みと結末の真相

今注目を集めている 呪術廻戦の最強式神「魔虚羅」適応の仕組みと結末の真相について、詳しいまとめをご紹介しています。

魔虚羅の造形と能力の背景には、綿密に計算された仏教尊格と日本神話の融合が存在します。名称の主軸となっているのは、薬師如来の眷属である十二神将の一尊「摩虎羅(まごら / まくら)大将」です。仏教における摩虎羅は蛇を神格化した夜叉神であり、頭部に蛇の意匠を持つ魔虚羅のビジュアルとも完全に一致します。

一方、接頭辞である「八握剣(やつかのつるぎ)」は、日本の神話伝承に登場する「十種神宝(とくさのかんだから)」の一つ「八握剣」に由来します。八握剣はあらゆる悪事や怨敵を断ち滅ぼす神剣とされ、背後の法輪は仏教の「八正道」を示す法輪(輪宝)の形状を模しています。

芥見下々氏は、神聖な法具と異形の神将を掛け合わせることで、「法(ルール)を回して因果を書き換える式神」という唯一無二のギミックを構築しました。この宗教的・神話的なモチーフの重厚さが、キャラクターの圧倒的な説得力を支えています。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。