Q1:生理が月に2回(約2週間隔)で来るのは病気ですか?閉経が近いのでしょうか?
A1:40代で生理が月に2回訪れる主な原因は、卵巣機能の低下による「無排卵性月経」または「卵胞期の短縮(頻発月経)」です。ホルモンの急激なゆらぎによって起きる生理的変化の可能性が高いですが、子宮頸管ポリープ、子宮体がん、子宮筋腫などの器質的病変から出血しているリスクも排除できません。2周期以上続く場合や、出血量が多い場合は速やかに婦人科を受診し、超音波検査とがん検診を受けてください。
Q2:40代で生理が何ヶ月こなければ婦人科を受診すべきですか?
A2:医学的な明確な基準は「3ヶ月」です。前回の生理開始日から数えて90日以上出血がない状態は「続発性無月経」と定義され、医療機関でのホルモン値検査(FSH・エストラジオール等)や子宮内膜の厚みの確認が必要です。また、40代前半であれば想定外の自然妊娠の可能性も念頭に置く必要があります。放置すると子宮内膜の異常増殖を招く恐れがあるため、3ヶ月を目安に受診してください。
Q3:更年期の月経不順には、漢方薬とホルモン補充療法(HRT)のどちらが効果的ですか?
A3:症状の重さと個人の希望、既往歴によって適性が分かれます。月経周期の小刻みな乱れに加え、冷え、軽度のイライラ、倦怠感といった全身症状が主である場合は、副作用の少ない「漢方薬」から開始するのが一般的です。一方、過多月経による重度の貧血や、激しいホットフラッシュ、不眠など生活に支障が出るレベルの自律神経症状がある場合は、不足したホルモンを直接補う「HRT(またはLEP)」の方が劇的な改善を期待できます。医師と相談の上、両者を併用することも可能です。