大手ホビーショップや専門店における買取査定の現場でも、ブラックライトを用いた検品作業が標準化しています。高額フィギュアの持ち込みが増加する中、目視検査だけでは防ぎきれない査定ミスを撲滅するためです。
専門店の査定ブースでは、専用の暗室ボックスや遮光フード付きのUV照射器を導入し、外箱の開封シール再貼り付け痕、可動ジョイントの接着固定、微小なカビの発生初期段階までを厳格にチェックしています。
鑑定基準において、ブラックライトによる軽度の皮脂反応だけであれば「軽微な汚れ(クリーニング可能)」として通常の減額幅に留まりますが、接着剤による修復痕が発覚した場合は「破損品・ジャンク扱い」となり、査定額が50%〜80%以上暴落することも珍しくありません。状態の真実を浮き彫りにするツールとして、査定の現場でも不可欠な存在です。