Q1:『方丈記』のジャンルと成立年はいつですか?
A1:ジャンルは中世随筆(隠者文学)に分類され、清少納言の『枕草子』、兼好法師の『徒然草』と並ぶ「日本三大随筆」の一つです。成立は建暦2年(1212年)、鴨長明が58歳の頃とされています。
Q2:「ゆく河の流れ」の冒頭で最も間違えやすいテスト問題は?
A2:「かつ消えかつ結びて」の「結ぶ」の現代語訳です。「髪を結ぶ」のような結合の意味ではなく、「(水泡が)発生する・生まれる」という意味であることを正確に答えられるようにしておきましょう。
Q3:冒頭に係り結びの法則は使われていますか?
A3:冒頭の「ゆく河の流れは…かくのごとし」の一節には係助詞「ぞ・なむ・や・か・こそ」による典型的な係り結びは登場しません。ただし、係助詞「は」による主題提示や、対比の構文(絶えずして⇔もとの水にあらず/消え⇔結びて)が精緻に組み立てられている点が特徴です。