インターネット上の掲示板や海外の怪しいアップローダーで見かける「crack版」や「割れデータ」の正体は、著作権法を無視して不正改造された海賊版プログラムです。こうしたファイルを「タダで遊びたい」という安易な動機で取得・展開する行為は、自らPCのセキュリティを完全破壊する行為にほかなりません。
クラックツールを提供する攻撃者の目的は、慈善事業ではなく「悪意あるコードの拡散」です。ゲーム本体の実行ファイル(.exe)やDLLファイルに巧妙な改変が施されており、セキュリティソフトの警告を「誤検知だから除外設定にしろ」と誘導する手口が定石となっています。警告を無視して実行した瞬間、OSの管理者権限を奪取されるシナリオが待ち受けています。