映画シリーズの完結後、彼女は安易な商業路線に身を委ねることはしなかった。インディペンデント演劇やテレビドラマのオーディションを受け続け、自らの演技の幅を泥臭く広げていったのである。
その成果は、現代社会の暗部を風刺したNetflixの人気アンソロジーシリーズ『ブラック・ミラー(Black Mirror)』への出演などで結実する。マッチングアプリのアルゴリズムに支配された若者たちを描くエピソード「Hang the DJ」において、彼女が見せた繊細かつリアリティあふれる演技は批評家から絶賛を浴びた。さらに、英国放送協会(BBC)のシットコムや法廷ドラマなどにも精力的に出演。シビアな海外ドラマ・映画業界の中で、彼女は確実に実力派バイプレイヤーとしての地位を築き上げていった。