不動産売却の相談窓口を探す中で、多くの売主が最初に混乱するのが会社組織の構造です。CMや看板で見かける「住友不動産」と「住友不動産販売(ステップ)」は、グループ企業でありながら担う役割が明確に分かれています。
親会社である住友不動産株式会社は、オフィスビルの開発・賃貸や新築分譲マンション(シティタワーシリーズなど)の開発を手掛ける総合デベロッパーです。これに対し、個人や法人の既存不動産の売買仲介に特化して設立された専門部隊が住友不動産販売株式会社であり、その仲介サービスブランド名が「住友の仲介 STEP(ステップ)」です。
住友の仲介 STEPが他社と一線を画す最大の特徴は、フランチャイズ(FC)展開を一切行わず、全国主要都市に展開するすべての拠点が直営ネットワーク店舗である点です。直営店同士が同一の顧客管理システムで結ばれており、首都圏から地方都市、あるいは関西圏への住み替えといった広域の取引でも、情報のタイムラグなしに購入希望者をマッチングできる強固な事業基盤を有しています。