そもそも、この現象の起点となったのは言わずと知れたバーチャルシンガーの代表格、初音ミクである。イラストレーターのKEI氏によって生み出された青緑色のツインテールを持つ少女は、ボーカロイドという革新的な音声合成技術と出会い、世界中のクリエイターの手によって爆発的な音楽ムーブメントを巻き起こした。
その熱狂が北の大地・北海道と結びついたことで、独自の進化を遂げたのが雪ミクだ。ただの地域限定バリエーションではない。北国のクリエイティブな精神を体現するシンボルとして、長い歳月をかけて確固たる地位を築き上げた。