公私ともにパートナーであった小室哲哉との離婚劇は、日本中を駆け巡る大きな話題となった。介護を巡る報道や双方の主張の違いなど、一時期は確執が取り沙汰されたものの、現在の二人の関係性は静かな沈黙と一定の距離感によって保たれている。
かつて小室ファミリーの頂点として一世を風靡した時代、彼らが創り出した音楽の奇跡は消えることがない。KEIKO自身もインタビューや周囲へ漏らす言葉の中で、小室の類まれなプロデュース能力や楽曲への感謝を口にすることがある。男女としての愛憎を超え、アーティストとして互いを尊重し合う境地に達したと言えるかもしれない。直接的な交流は途絶えているものの、二人が築き上げた音楽的遺産は、双方の人生において切っても切れない根底として残り続けている。