「ただ重量を扱えばお尻が大きくなるわけではない」――そう語るのは、日本の美尻ムーブメントを牽引してきたカリスマトレーナーの岡部友氏だ。美しく立体的なヒップを作るためには、大臀筋だけでなく中臀筋や深層の外旋六筋までを科学的に刺激する緻密なボディメイクが不可欠となる。単なるスクワットだけでは大腿四頭筋(前もも)ばかりが発達してしまい、理想の丸みを作り出すことは難しい。
劇的な変化を生み出す極意として専門家たちがこぞって挙げるのが、骨盤の傾きを正しくコントロールしながら行うヒップアップエクササイズだ。特にヒップスラストやクラムシェル、バックエクステンションといった種目を、マインド・マッスル・コネクション(意識と筋肉の連動)を高めながら丁寧に行うことが成功への最短ルートとなる。筋肉の収縮ポイントで数秒間キープするアイソメトリックな負荷を加えることで、臀部のトップの位置が劇的に引き上がり、上向きの立体感が生まれるのだ。