一方で、メンタルヘルスや認知行動に詳しい専門家からは、過度なストレスに対する注意の声も上がっている。
臨床心理士の一人は次のように指摘する。「人間は強い否定的な感情や罪悪感を長時間受け続けると、脳が疲弊して学習意欲そのものが低下するリスクがあります。叱責型の壁紙は非常に即効性がありますが、終日それを見続けると精神的な疲労につながりかねません」
専門家が推奨するのは「メリハリ」だ。勉強時間中のみ叱責壁紙を有効にし、目標達成後や夜の休憩時間には達成感を味わえる「褒め壁紙」や「笑顔のキャラ」へ切り替える設定が、持続可能な集中力を保つ鍵になるという。