【2026年検証】「身長−110=理想の体重」は本当か?美容体重の呪縛と専門家が明かす最新の健康新基準

【2026年検証】「身長−110=理想の体重」は本当か?美容体重の呪縛と専門家が明かす最新の健康新基準

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同じ「身長160センチ・体重50キロ」の人物が2人並んだとき、片方は引き締まったアスリートのような体型に見え、もう片方はお腹周りに脂肪が目立つ体型に見えることがある。この決定的な違いを生み出すのが「体脂肪率」と「筋肉量」の比率だ。

運動習慣がないまま極端な食事制限だけで「身長−110」を達成した人の多くは、筋肉量が著しく低下し、体脂肪率が相対的に高くなる「隠れ肥満(スキニー・ファット)」の状態に陥りやすい。これは外見上のメリハリを失わせるだけでなく、基礎代謝の低下を招き、結果として太りやすく痩せにくい体質を作り出してしまう。

現代のスポーツ科学において、単なるスケール(体重計)の数値は全体の体構成の半分も表していないとされる。体重の数字だけを追いかける行為は、航空機の高度計だけを見て機体の安全性を判断するような危険を孕んでいるのだ。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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