歴史研究や系譜学の観点から見ても、DAIGOを取り巻く親族の広がりは極めて興味深い研究対象だ。明治維新以降の日本社会では、政財界の有力者が婚姻を通じてネットワークを強化する「閨閥(けいばつ)」が数多く形成されてきたが、DAIGOのケースはその伝統的な枠組みが現代のポップカルチャーと融合した極めて稀有な事例である。
かつては権威の象徴であった政治エリートの血脈が、大衆文化のアイコンであるロックスターや大物女優と結びつく。このダイナミズムは、日本の政界と日本の芸能界が持つ文化的・社会的パワーバランスの変遷を象徴している。血縁という縦の糸と、エンターテインメントという横の糸が織りなす相関図は、現代日本のカルチャーが持つ多層的な深みを雄弁に物語っている。