2サイクルエンジンオイルを選ぶ際、最も注視すべきは缶に記載された「JASO規格(日本自動車規格組織)」のグレード表示です。現在市販されているオイルは主に「FC」と「FD」の2種類ですが、その性能差は機械のコンディション維持に直結します。
FCグレード:
標準的な排煙防止性能(スモークレス)を備えたオイル。コストが安く流通量も多いですが、長時間の高負荷運転ではシリンダー内部にカーボンデポジットがやや残りやすい傾向があります。
FDグレード:
FC規格のスモークレス性能を維持しつつ、「高温清浄性」を劇的に強化した最高級規格です。ピストンリングの固着を防ぎ、長時間の連続作業でも排気ポートが詰まりにくいため、チェンソーや高回転型のプロ用草刈機にはFDグレード一択と言えます。
25:1指定の旧型機械であっても、FDグレードのオイルを使って25:1の比率で調合すれば、機械をよりクリーンに保ち、エンジンの吹け上がりを良好に保つことができます。