本拠地であるエスコンフィールドHOKKAIDOの完成以降、新庄の生活リズムはさらに野球中心へと純化している。球場に隣接するレジデンスや専用施設を駆使し、生活のほぼすべてをチーム強化に捧げる日々だ。
日本野球機構(NPB)のペナントレースを戦い抜くプレッシャーは凄まじい。プロ野球の監督という過酷なポストにおいて、プライベートの甘い時間は極限まで削ぎ落とされている。「球場こそが我が家」と公言する男にとって、中途半端な関係の女性を球場や公の場に同伴させること自体が、自らの美学に反するのだろう。球場周辺での目撃情報がことごとく空振りに終わる理由は、このストイックな生活様式にある。