Q1:no matter howとhoweverは、どのような文脈でも完全に書き換え可能ですか?
A1:譲歩の意味(どんなに〜でも)を表す副詞節を導く場合は、100%相互に書き換えが可能です。ただし、howeverの方がよりフォーマルで簡潔な響きを持つため、学術論文や公式なビジネス文書ではhoweverが好まれる傾向があります。一方、日常会話や口語表現では、強調のニュアンスが明確に伝わるno matter howが頻繁に使われます。
Q2:howの直後に名詞を置くことは絶対にできないのでしょうか?
A2:名詞を単独で置くことはできません。ただし、「much」「many」「few」「little」などの数量を表す形容詞が名詞を修飾している場合は、「No matter how many mistakes you make(どれほど多くのミスを犯そうとも)」のように、名詞を伴って前置されます。この場合も、あくまでhowが直接引き寄せているのは数量形容詞(manyなど)です。
Q3:文末にno matter howを単独で置くことはできますか?
A3:原則としてできません。「No matter what」は「I will do it, no matter what.(何があろうと私はやる)」のように文末で単独使用(副詞句としての慣用表現)が可能ですが、no matter howは後ろに形容詞や節を伴わなければ文を完結させることができません。この点も両者の重要な文法上の相違点です。