2021年8月21日から22日にかけて放送された『24時間テレビ44』において、King & Princeは満を持してメインパーソナリティーに抜擢されました。テーマに掲げられたのは「想い〜世界は、きっと変わる。」。コロナ禍によって人々の物理的な接触が制限され、社会全体に閉塞感が漂っていた時期だからこそ、日本テレビ側は若年層から圧倒的な支持を集め、ポジティブなエネルギーを発信できる新世代のリーダーとして彼らに白羽の矢を立てました。
制作関係者の証言によると、当時のキンプリメンバーは多忙を極めるスケジュールの合間を縫い、企画の打ち合わせに初期段階から深くコミットしていました。形式的な司会進行にとどまらず、「当事者の声をどう届けるか」を徹底的に議論したといいます。特に注目を集めたのが、メンバーの個性を反映させた大型企画の数々でした。
象徴的だったのが、髙橋海人さんが手掛けたチャリTシャツのデザインです。少女漫画家としても活動実績を持つ髙橋さんは、テーマである「想い」を形にするため、キャラクターの細部にまでメッセージを込めました。販売開始直後から各色・各サイズが瞬く間に品薄となり、歴代でも屈指のセールススピードを記録した事実は、彼らの発信力とクリエイティブ能力の高さを如実に示しています。
さらに、番組内の恒例企画であるスペシャルドラマ『生徒が人生をやり直せる学校』では、平野紫耀さんが主演を務めました。困難を抱える高校生たちに体当たりで向き合う新人教師・樹山蒼一役を演じた平野さんは、撮影現場で共演した若手俳優たちと真摯に対話し、役柄そのままの熱量で作品を牽引しました。放送後のネット上では「演技の幅が広がり、アイドルから本格派俳優へと脱皮した瞬間を見た」と絶賛の声が溢れ、ドラマの世帯平均視聴率は15.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高数値を叩き出しました。