ニラの保存で最初に理解すべきは、「購入直後の処理」が鮮度の9割を決めるという事実だ。スーパーで購入した時点ですでに収穫から時間が経過しているため、帰宅したらすぐに下処理に取り掛かる必要がある。
まず確認したいのは、ニラの状態だ。葉の色が濃い緑で張りがあり、根元がしっかりしているものが新鮮な証拠。逆に葉先が黄色みがかっていたり、軟らかくなっていたりするものは購入直後でも劣化が始まっている。選ぶ段階から鮮度管理は始まっている。
帰宅後は袋から出して、まず根元の乾いた外皮を除去する。この「外皮剥き」を省略する人が多いが、これをするかしないかで保存期間に1〜2日の差が出る。続いて、根元から先端にかけて水で洗う際も「根元は丁寧に、葉の部分は流水でさっと」という手順が、クラシルやニチレイフーズが共通して推奨するポイントだ。洗った後はしっかりと水気を拭き取ること。余分な水分が残ると腐敗の原因になる。
また、ニラはエチレンガスを放出するリンゴやバナナの近くに置くと急速に黄色く変色する。これは見落とされやすいポイントだ。冷蔵庫内での置き場所にも気を配りたい。