主要SNSや女性向けオンラインコミュニティで交わされる本音を精査すると、カタログスペックの良さよりも「日常の手間を減らしてくれるか」「使う瞬間に気分が上がるか」という情緒的価値が重視されている実態が浮き彫りになります。
都内のIT企業に勤務する26歳女性は、取材に対して次のように語っています。
「男友達から誕生日に某有名ハイブランドのマグカップを貰ったのですが、部屋のテイストと全く合わず、フリマアプリに出すのも気が引けて押し入れに入れたままです。逆に、女友達から貰ったAesopのハンドバームはオフィスで毎日使えて、見るたびに相手の気配りを感じます。残る物よりも、上質で確実に使い切れる消耗品の方が断然ありがたいです」
大手クチコミサイトの投稿データを分析しても、彼女への誕生日プレゼントランキングにおいて、単にブランドロゴを誇示するアクセサリーよりも、実用性を兼ね備えたスモールレザーグッズや、肌トラブルを生まない定評のあるスキンケアが支持を伸ばしています。女友達からもらって嬉しいものの上位に常にランクインするのも、「自分では手が出しにくい価格帯のデイリーユース品」です。