入国審査ブースの前に立つ瞬間は、多くの旅行者にとって最も緊張が高まる時間帯です。しかし、審査官が確認したい要点は「滞在目的」「滞在日数」「宿泊場所」の3点にほぼ限られています。2026年現在の入国管理システムでは、事前に登録したパスポート情報と電子入国申告の照合が瞬時に完了するため、質問を受けるケース自体が減少しているものの、不意に声をかけられた際に無言で固まってしまうと、二次審査(別室確認)へ誘導されるリスクが生じます。
慌てる必要はまったくありません。審査官が求めているのは流暢な日常会話ではなく、入国条件を満たしているかどうかの端的な確認です。以下に挙げる韓国入国審査の質問と回答の定番セットを頭に入れておけば、対面ブースでも数秒で審査を終えられます。
審査官から投げかけられる代表的な質問と、それに対する模範回答は次の通りです。すべてカタカナ発音付き空港韓国語会話としてそのまま声に出せる形で整理しました。
- 審査官の質問:「입국 목적이 무엇입니까?(イプクク モクチョギ ムオシムニッカ? / 入国目的は何ですか?)」
👉 回答:「관광이에요(クァングァンイエヨ / 観光です)」または「여행이에요(ヨヘンイエヨ / 旅行です)」 - 審査官の質問:「얼마나 체류합니까?(オルマナ チェリュハムニッカ? / どのくらい滞在しますか?)」
👉 回答:「3박 4일이에요(サンバクサイリエヨ / 3泊4日です)」または「일주일이에요(イルチュイリエヨ / 1週間です)」 - 審査官の質問:「어디서 머뭅니까?(オディソ モムムニッカ? / どこに泊まりますか?)」
👉 回答:「명동 호텔이에요(ミョンドン ホテリエヨ / 明洞のホテルです)」※ホテルの予約確認画面やバウチャーを無言で見せるだけでも完全に通用します。 - 指紋認証・顔写真撮影時の指示:「여기에 손가락을 올려주세요(ヨギエ ソンカラグル オルリョジュセヨ / ここに指を置いてください)」「카메라를 보세요(カメラルル ボセヨ / カメラを見てください)」
👉 対応:審査台の読み取り機に人差し指を置き、端末のレンズに視線を向けます。会釈しながら「네(ネー / はい)」と返答するだけで問題ありません。
もし審査官の発言が聞き取れなかった場合は、曖昧に頷くのではなく「다시 한번 말씀해 주세요(タシ ハンボン マルスメ ジュセヨ / もう一度おっしゃってください)」と伝えるか、スマートフォンの旅程表を提示するのが最も確実な防衛策です。