医療とテクノロジーの融合は、人命を直接救う現場でも急速に進んでいる。人工心肺装置や人工透析装置などの高度医療機器を操作・保守する臨床工学技士の育成において、工学系に強い本校のバックグラウンドは圧倒的な強みを発揮する。
病院の手術室やICUを模した実習室には、本物の医療機器がずらりと並ぶ。緊迫した状況を想定したシミュレーション実習を通じて、学生は技術と同時に命を預かる重責を肌で学ぶ。
一方、医療ビッグデータの時代を迎えて脚光を浴びているのが診療情報管理士だ。カルテの精緻な管理から医療統計の分析まで、病院経営の中核を支える専門職として需要が急増している。電子カルテシステムの運用や医療情報規格への理解を深めることで、医療と情報技術の架け橋となるプロフェッショナルが着実に育っている。