うちだ屋の店内は、単なる麺類店というよりも地域密着型のファミリーレストランに近い。ファミレスが洋食中心へとシフトしていく時代にあって、純和風の落ち着いた空間で老若男女がそれぞれの好物を楽しめる場所は貴重だ。小さな子ども連れでも気兼ねなく過ごせる小上がり席や、ドライバーがひと息つけるカウンター席の配慮が光る。
同社が展開する姉妹ブランド「麺勝」との棲み分けも実に見事だ。麺勝がより定食や和食御膳のバリエーションに特化し、落ち着いた御膳スタイルを提案する一方で、うちだ屋はよりダイナミックで活気あるロードサイドのエネルギーを保持している。両ブランドが互いに切磋琢磨することで、グループ全体としてのファン層を強固なものにしている。