日本全国に数千種が存在すると言われるご当地インスタントラーメンの世界。近年は単なる特産品のパッケージ化ではなく、本質的な麺のクオリティを競い合う成熟期に入っている。一般社団法人日本ラーメン協会の関係者も、地方の製麺所が手がける高品質な乾麺技術の進化には目を見張るものがあると指摘する。
その潮流の最前線に位置するのが、この岩手の名品だ。生麺至上主義が根強かったラーメン界において、「乾麺だからこそ表現できる極薄のテクスチャー」を確立した功績は極めて大きい。保存性に優れながら、家庭の鍋ひとつで専門店顔負けの麺体験を提供できる点が、専門家からも極めて高く評価されている理由だ。