阪神タイガースのブルペンにおいて、湯浅京己というピースの存在感は今なお絶大です。2024年8月、湯浅投手は右腕の痺れや違和感の根本原因となっていた「胸郭出口症候群」に対する第一肋骨切除術を決断しました。この手術は投手の神経や血管の圧迫を取り除く大掛かりなもので、復帰までには綿密な段階的リハビリが求められます。
球団関係者およびトレーナー陣の証言によると、2025年シーズンを通じて地道な可動域回復トレーニングとシャドーピッチングを積み重ね、同シーズン終盤にはファーム実戦でのテスト登板をクリア。2026年現在、投球フォームにおける腕の振りには淀みがなく、ブルペンでの球速は150km/h台前半を安定して計測するレベルまで戻っています。
首脳陣は「二度と再発させない」という方針のもと、連投テストの消化と回復力の見極めを慎重に行っています。一軍復帰の時期については、シーズン開幕以降の気候が温暖になるタイミング、あるいはブルペンの疲労度が高まる中盤戦を見据え、万全のコンディションで合流させる青写真を描いています。