黄色(オレンジ色)の警告灯は、セーフティ機能が作動しているため走行自体は継続できるケースが多いものの、内部ではパーツの劣化やセンサー故障が進行しています。
1. エンジン警告灯(エンジンチェックランプ / エンジンのシルエットマーク)
エンジン警告灯が点灯する理由と対処法として最も多いのは、排気ガス中の酸素濃度を測る「O2センサー」の異常、吸入空気量を測る「エアフロメーター」の不具合、点火プラグやイグニッションコイルの失火(ミスファイア)です。車に体感できる異変がなくても燃費の急激な悪化や有毒ガスの排出を招くため、早急にテスター診断を受けましょう。
2. ABS警告灯(丸に「ABS」の文字)
急ブレーキ時のタイヤロックを防ぐABSシステムに異常があるサインです。通常のフットブレーキは作動しますが、滑りやすい路面での緊急回避能力が失われます。さらに重要な点として、ABS警告灯点灯時の車検対応は法令で厳格化されており、警告灯が点灯したままでは保安基準不適合となり車検を絶対に通過できません。
3. スリップ警告灯(車がスリップしているマーク)
雨天や雪道などでタイヤが空転した際、一時的に点滅するのはトラクションコントロール(TRC/VSC)が正常に介入した証拠です。しかし、乾いた舗装路でスリップ警告灯が点滅・常時点灯し続ける原因は、車輪速センサーの断線や横滑り防止装置自体の故障が疑われます。
4. タイヤ空気圧警告灯(断面タイヤの中に「!」マーク)
タイヤの空気圧低下やパンクを検知した際に点灯します。空気を適正圧まで補充した後は、車両ごとのタイヤ空気圧警告灯のリセット方法に従い、インパネの設定メニューや専用リセットボタンを長押ししてTPMS(タイヤ空気圧監視システム)の再初期化を行う必要があります。