耳の水が取れない時の簡単対処法と綿棒Ngの真相|受診目安を徹底解説

耳の水が取れない時の簡単対処法と綿棒Ngの真相|受診目安を徹底解説

耳の水が取れない時の簡単対処法と綿棒Ngの真相|受診目安を徹底解説の詳細解説をご紹介します。専門的な知識がチェックできます。

「水がどうしても抜けない」と感じている場合、物理的な水滴ではなく、耳の内部で何らかの疾患や異常が発生している可能性を疑う必要があります。特に耳の閉塞感と聞こえにくさが長時間続く場合、以下の3大要因が考えられます。

第1の要因は、耳垢塞栓と水分の膨張です。もともと耳垢が溜まっていたところにシャワーやプールの水が侵入すると、乾いていた耳垢がスポンジのように水分を吸って体積を数倍に膨らませます。これにより外耳道が完全に密閉され、強烈な閉塞感や難聴が生じます。この状態になると水滴ではないため、どれだけ頭を振っても水が出てくることはありません。

第2の要因は、外耳道炎の初期症状です。水が入った後に指や爪、綿棒で耳の中を触りすぎた結果、細菌や真菌(カビ)が繁殖して外耳道が赤く腫れ上がります。初期症状としては、耳の奥のかゆみ、じんわりとした違和感、耳たぶを引っ張った時に走る痛みなどが挙げられます。進行すると黄色い耳だれ(分泌物)が出たり、激しい拍動性の痛みに襲われたりします。

第3の要因として警戒すべきは、突発性難聴や低音障害型感音難聴です。「入浴直後に急に耳が詰まった感じがした」というタイミングの一致から、本人は水が入ったと錯覚しがちですが、実際には内耳の蝸牛や聴神経に急性の障害が起きているケースがあります。耳鳴りやめまいを伴うことも多く、これらは早期のステロイド治療等が生涯の聴力を左右するため、単なる水濡れと自己判断して放置するのは極めて危険です。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。