「もちむぎのやかた」を訪れる際、あるいは土産品を購入する際に、ネット上でしばしば見受けられる「誤解」について正確な事実を整理しておく必要があります。
もっとも多い誤解が、「もち麦麺は十割蕎麦のようにもち麦100%で作られているのか?」という疑問です。前述の通り、もち麦単体には麺を繋ぎ止めるグルテンが存在しないため、もち麦粉だけで製麺すると茹でた段階でボロボロと崩れてしまいます。そのため、同施設のもち麦麺は、福崎町産のもち麦粉に良質な小麦粉と食塩を独自の比率でブレンドして打たれています。「グルテンフリー食材を探している」「小麦アレルギーを持っている」という方は、アレルゲン表示を必ず確認の上、喫食を控える必要があります。
また、「蕎麦粉が混ざっているのでは?」という懸念を抱く方もいますが、福崎町のもち麦麺には蕎麦粉は一切使用されていません。蕎麦アレルギーの方にとっては、蕎麦に近い深い褐色と豊かな風味を楽しみつつ、安心して食せる貴重な麺料理として重宝されています。
もう一つの盲点は「レストランと売店・展示室で営業時間が異なる点」です。施設全体の開館は朝9:00ですが、食事処のオープンは11:00からです。「朝一番に到着して朝食代わりに麺を食べようとしたが、開いていなかった」という失敗談も少なくありません。訪問計画を立てる際は、タイムスケジュールの確認が必須です。