お酒を飲み過ぎると下痢になる原因とは?翌朝の腹痛を治す即効対処法

お酒を飲み過ぎると下痢になる原因とは?翌朝の腹痛を治す即効対処法

お酒を飲み過ぎると下痢になる原因とは?翌朝の腹痛を治す即効対処法について見逃せない 注意点を分かりやすく解説いたします。

一口に「お酒の後の下痢」と言っても、便の状態や腹痛の性質によって体内でのトラブル部位や緊急度は大きく異なります。自身の現在の状態を正しく把握するため、以下の比較表で症状の重症度と必要な対処法を確認してください。

下痢のタイプ・便の状態主な発生メカニズム想定される水分・電解質損失推奨される初期対応・補給法一過性の水様便・泥状便
(排便後に一時的に腹痛が軽減)浸透圧の上昇および蠕動運動の異常亢進による水分吸収障害。中等度(500〜1,500ml相当の体液とナトリウム・カリウムが流出)。経口補水液(OS-1など)を常温で少量ずつ頻回摂取。固形物は半日控える。悪臭を伴う脂肪便・軟便
(白っぽく水面に油が浮く便)膵酵素の分泌低下や胆汁酸の代謝異常による脂質の消化不良。軽度〜中等度。脂溶性ビタミンやミネラルの吸収不全を伴う。白湯や薄い番茶で水分を補いつつ、消化酵素剤やビフィズス菌製剤を服用。脂っこい食事は厳禁。血便・タール便(黒色便)
(コーヒー残渣のような黒褐色の便)急性胃粘膜病変(AGML)や出血性胃潰瘍など上部消化管からの出血。重度(体液だけでなく血液成分が直接喪失し貧血・血圧低下を招く)。飲食を即座に中断し直ちに医療機関へ。救急要請も視野に入れる。激痛持続型の下痢
(排便しても痛みが治まらず背中へ響く)急性膵炎による自己消化反応、または虚血性大腸炎による腸管壊死リスク。極めて重度(サードスペースへの体液移動により循環血漿量が急減)。市販薬は一切服用せず、一刻を争うため消化器専門病院または救急外来を受診。

飲酒後の体は、アルコールの利尿作用によってすでに脱水状態に陥っています。そこへ下痢による大量の水分・電解質喪失が追い打ちをかけると、血液が濃縮して血栓ができやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞のリスクまで跳ね上がります。水分補給を行う際は、真水やお茶だけを大量に飲むと血液中の塩分濃度が薄まり「自発的脱水」を招くため、必ず塩分とブドウ糖が理想的な比率で調合された経口補水液を選択してください。

森 瞳
著者

森 瞳

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