価格の上昇に伴い、ホテルのコンセプト自体も進化を余儀なくされている。かつての「狭い部屋にベッドとユニットバス」という画一的なビジネスホテルは淘汰されつつある。代わりに台頭しているのが、地域の文化やアートをふんだんに取り入れた「ライフスタイルホテル」だ。
例えば、ロビーに地元大阪のクリエイターによるアート作品を展示したり、たこ焼き器を客室に完備して「タコパ」を楽しめるプランを提供したりする宿が増えている。ただ宿泊する場所を提供するのではなく、そこにとどまること自体が旅の目的となるような、ユニークな付加価値が求められているのだ。