「座学だけの授業は、もう古い」。そう言い切るかのように、同校のカリキュラムは実践に特化している。特に注目を集めているのが、総合的な探究の時間を利用した「葛飾イノベーション・ラボ」だ。生徒たちは机に向かうだけでなく、実際に街へ飛び出し、地域が抱えるリアルな課題を自らの手で掘り起こす。
例えば、高齢化が進む地元住民のための防災アプリ開発や、多言語に対応した観光マップの作成など、プロジェクトは多岐にわたる。ここで重要なのは、これが単なる「ごっこ遊び」ではない点だ。プロのエンジニアやデザイナーがメンターとして加わり、成果物は実際に地域で運用されるクオリティを求められる。生徒たちの目は真剣そのものだ。